Freetel「極」の栄光と挫折!伝説の格安スマホが辿った結末
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2015年11月に発表されたFREETEL SAMURAI 極のスペックは、当時のスマートフォン市場においてまさに異次元の衝撃を与えました。大手キャリアが10万円前後の高価格帯で販売していたフラッグシップ機と同等以上の数値を、直販価格3万9,800円(税抜)で実現したからです。
心臓部にはMediaTek製のオクタコアプロセッサ「Helio X10(MT6795)」を採用し、3GB RAMと32GBストレージを搭載。ディスプレイには6.0インチのWQHD(2560×1440ドット)IPS液晶という超高精細パネルがおごられました。さらに背面に2100万画素のソニー製センサーを積み、4K動画撮影や位相差オートフォーカスにも対応するなど、カタログスペック上は文句のつけようがないモンスターマシンでした。
日本のベンチャー企業が主導する「Made by Japan」を標榜し、NTTドコモ網を中心とする幅広い周波数帯への対応やデュアルSIMスロットの搭載など、黎明期におけるSAMURAI 極のSIMフリーならではの特徴を存分に詰め込んだ設計は、通信費を抑えつつ妥協のない性能を求めるユーザーの心を鷲掴みにしました。