見た目や触感でわかる?高濃度乳腺のリスクと乳がん検診の最新常識
見た目や触感でわかる?高濃度乳腺のリスクと乳がん検診の最新常識の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。
女性の乳房は主に脂肪組織と、母乳を作る乳腺組織で構成されている。この乳腺組織の割合が比較的高く、脂肪が少ないタイプの乳房を医学的に「高濃度乳房(デンスブレスト)」と呼ぶ。
ここで多くの人が陥りがちな誤解が、胸のサイズや張り、あるいは柔らかさといった外見・触感と乳腺密度を混同してしまう点だ。実際には、小ぶりなバストであっても高濃度乳房であるケースは非常に多く、逆にふくよかなバストであっても大半が脂肪組織で占められているケースは珍しくない。
触診でしこりの有無を調べることと、乳腺の濃度を測定することは全く別の話だ。自己流のセルフチェックで「張りがあるから大丈夫」「柔らかいから問題ない」と判断することは、医学的な根拠を欠いた危うい選択と言わざるを得ない。