「くるしゅうない」の本来の意味とは?時代劇の殿様言葉と正しい使い方
「くるしゅうない」の本来の意味とは?時代劇の殿様言葉と正しい使い方とはどのようなものなのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
結論から言えば、公式なビジネスシーンで「苦しゅうない」を使うのは完全にマナー違反です。語源に気遣いがあるとはいえ、形式上は極めて強い身分差を前提とした「上位者から下位者への言葉」だからです。取引先や上司に対して使うと、非常識極まりない印象を与えてしまいます。
職場で相手の申し出を快諾したい場合は、以下のようなビジネスマナーに適した表現に言い換えましょう。
・「かしこまりました。その方向で問題ございません」
・「お気遣いなく、どうぞそのまま進めてください」
・「差し支えありませんので、ご都合のよろしい方法でお願いいたします」
なお、もし職場の先輩や上司が冗談交じりに「苦しゅうないぞ」と振ってきた場合は、ムッとせずに「ははっ、ありがたき幸せに存じます!」と時代劇調でノリを合わせて返答すると、職場の空気が一気に和みます。