皮膚がん写真で早期発見!ホクロとの見分け方と受診サイン徹底解説

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悪性黒色腫の悪性黒色腫 見分け方として、世界各国の皮膚科ガイドラインで標準的に採用されているのが「皮膚がん チェック ABCDE」と呼ばれるスクリーニング基準だ。自身のホクロやシミが以下の5項目のうち1つでも当てはまる場合、良性の可能性を安易に信じるべきではない。

  • A(Asymmetry:左右非対称性):病変の中心に仮想の線を引いたとき、左右または上下の形が一致しない。良性のホクロはほぼ左右対称の形状を保つ。
  • B(Border irregularity:境界の不整):縁(ふち)がギザギザと切れ込み状になっていたり、周囲の皮膚に墨汁を垂らしたようにぼやけて滲んでいたりする。
  • C(Color variegation:色の不均一性):1つの病変の中に、漆黒、褐色、赤色、青白色など多様な色調が混在し、濃淡のムラが激しい。良性は単一または均質な褐色である。
  • D(Diameter:直径の拡大):病変の最大径が6ミリ以上(一般的な鉛筆の消しゴムの太さ以上)に達している。ただし、6ミリ以下であっても初期のメラノーマが存在するため油断は禁物だ。
  • E(Evolving:病変の変化・進行):ここ数週間〜数ヶ月で「急に大きくなった」「形や色が変わった」「表面が盛り上がってきた」「出血やかさぶたができるようになった」という動的変化。

日本人のメラノーマにおける最大の特異性は、白人に多い体幹部や顔面ではなく、「足の裏(足底)」や「手のひら」「手足の爪」といった末端部(末端黒子型黒色腫)に全体の約30〜40%が集中する点にある。日常生活で足の裏を日常的に直視する機会は少ないため、気づいた時にはすでに厚みを持ち、垂直浸潤を開始しているケースが目立つ。

また、手足の爪に現れる「黒い縦線(縦走黒条線)」にも厳重な警戒が必要だ。加齢や外傷に伴う良性の爪甲色素線条は、爪の根元から先端まで太さが均一で色が薄い。対してメラノーマの場合、縦線の幅が徐々に太くなり(6mm以上)、色の濃淡が不揃いになり、さらに爪の根元の皮膚(後爪郭)まで黒い色素が滲み出す「ハッチンソン徴候(Hutchinson's sign)」が出現する。この兆候が現れた場合、高確率で悪性病変を疑う必要がある。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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