ペコちゃんの歌と歴代Cmソング全史|怖い都市伝説の真相と名曲の秘密
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不二家のキャラクターソングやCMソングの歴史は、日本の民間放送の黎明期とともに始まりました。ペコちゃんが誕生したのは1950年(昭和25年)、そして翌1951年に発売されたのが、今なお愛されるロングセラー商品「ミルキー」です。戦後の物資不足が残るなか、「母親の愛情のような甘くて栄養価の高いお菓子を子どもたちに届けたい」という創業家・藤井林右衛門らの強い願いから生まれました。
ペコちゃんのテーマ曲として名高い初期の作品を手掛けたのは、日本のコマーシャルソングの草分けであり「CMソングの三木」と称された作曲家・三木鶏郎です。サトウハチロー作詞、三木鶏郎作曲による「不二家の歌」をはじめ、一度聴いたら忘れられない軽快なリズムとキャッチーなメロディは、ラジオや初期の白黒テレビを通じて瞬く間に全国のお茶の間に浸透しました。
1950〜60年代の黄金期を支えた歴代歌手には、「コマソンの女王」として一世を風靡した楠トシエや、変幻自在の歌声で親しまれた中村メイコらが名を連ねています。さらに、1954年からTBS系列の日曜夜に放送された不二家一社提供枠『不二家の時間』(『オバケのQ太郎』や『パーマン』などを放映)のオープニングでは、ペコちゃんとポコちゃんがアニメーションで登場し、音羽ゆりかご会などの児童合唱団による伸びやかな歌声が、子どもたちにとって日曜の夜を象徴するサウンドトラックとなりました。