10畳レイアウトの正解|狭く感じる理由と間取り別ゾーニング術

10畳レイアウトの正解|狭く感じる理由と間取り別ゾーニング術にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

不動産情報サイトに記載された「10畳」という数字にゆとりを感じて契約したものの、実際に暮らしてみると窮屈さに悩まされる人が少なくありません。インテリアコーディネーターや住環境の専門家が指摘する「狭く感じる最大の原因」は、家具の床面占有率(専有率)が適正基準である30〜33%を大幅に超過していることにあります。

10畳(約16.2〜16.5㎡)の部屋において、人が心理的・身体的なゆとりを感じられる家具の接地面積は、およそ5.0〜5.5㎡程度までとされています。しかし、幅140cm前後のダブルベッド、2人掛けソファ、ローテーブル、テレビボード、さらにテレワーク用のデスクセットを無計画に導入すると、占有率はあっという間に45%を超えてしまいます。

また、もうひとつの決定的な理由が「ドアを開けた瞬間のアイライン(視線の抜け)」の遮断です。入口から入った直線の視界に背の高い本棚やワードローブ、あるいはベッドのヘッドボードが位置していると、脳は空間の奥行きを短小に認識してしまいます。部屋の広さを決定づけるのは、平米数そのものではなく「床の露出面積」と「窓までの見通し」なのです。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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