修士とはどんな学位?学士・博士との違いや年収・就職の現実を徹底解説
修士とはどんな学位?学士・博士との違いや年収・就職の現実を徹底解説について見逃せない 事実を分かりやすく解説いたします。
修士(英語表記:Master)とは、大学学部を卒業した者が進学する大学院修士課程(または博士前期課程)を修了した際に授与される学位です。学校教育法第104条に基づき、文部科学省が認可した大学院において所定の単位を取得し、研究指導を受けた上で審査に合格することで取得できます。
標準的な修士課程の修業年限は2年間です。学部4年間に加え、計6年間の高等教育を受ける計算になります。大学学部が「既存の体系化された学問を広く深く学ぶ場」であるのに対し、大学院修士課程は「自ら学術的な問い(リサーチ・クエスチョン)を設定し、未解明の課題に対して新規性のある知見を論理的に導き出す場」と位置づけられます。
文部科学省の学校基本調査などの公的データによると、日本の大学学部卒業生のうち大学院等へ進学する割合は全体で約11〜12%前後を推移しています。ただし、この数値は専攻分野によって極端な開きがあり、理工・農学系では過半数の学生が大学院へ進む一方、人文・社会科学系では数%にとどまるという構造的な二面性を持っています。