古虎渓ハウスの現在と事件の真相を追う|岐阜の最恐廃墟と解体の真実
古虎渓ハウスの現在と事件の真相を追う|岐阜の最恐廃墟と解体の真実の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。
古虎渓ハウスをめぐる言説の中で、最も人々の興味を引きつけてやまないのが「過去に起きた凄惨な事件」についての噂です。ネット掲示板や怪談サイトでは「経営難に陥ったオーナー一家が首を吊った」「地下室で無差別殺人が行われた」「火災で逃げ遅れた宿泊客が全員焼死した」といったショッキングなストーリーがまことしやかに語られてきました。
しかし、当時の新聞縮刷版や地元警察の事件事故記録をどれほど遡っても、古虎渓ハウス事件の真相として語られるような猟奇殺人や一家心中の公的記録は1件たりとも存在しません。地元古老への聞き取りや当時の商業登記からも、この場所が凄惨な凶行の舞台になった事実は確認できず、後述する近隣の廃墟や他の都市伝説が混同され、ネット上で肥大化した創作であると断定できます。
では、建物を黒く焦がした古虎渓ハウス火災原因は何だったのでしょうか。消防関係筋や当時の報道資料を総合すると、営業停止となって長年放置されていた同施設で火災が発生したのは、不法侵入者によるタバコの火の不始末、あるいは肝試しに訪れた若者による放火(失火)が極めて有力視されています。心霊現象としての「不可解な出火」ではなく、管理が行き届かなくなった廃墟が引き寄せた、極めて人間的かつ犯罪的なトラブルが火災の真実です。