【衝撃の真相】『ムンクの叫び』は叫んでいない?耳を塞ぐ理由と4枚の違い
【衝撃の真相】『ムンクの叫び』は叫んでいない?耳を塞ぐ理由と4枚の違いに関する気になる情報をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
【衝撃の真相】『ムンクの叫び』は叫んでいない?耳を塞ぐ理由と4枚の違いについて専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
一般に『叫び』と呼ばれる作品は、実は1枚だけではありません。ムンクは同じ構図の作品を異なる画材を用いて複数制作しており、現存するカラーのオリジナル作品は全4ヴァージョンが存在します。加えて、白黒のリトグラフ版も約30点制作されました。
それぞれの作品は所蔵先や描画材料、美術市場での評価が大きく異なります。詳細なデータを以下の比較表にまとめました。
制作年・画材所蔵先 / 保管場所特徴・評価額データ編集部の解説・鑑賞ポイント1893年版
油彩・テンペラ・パステル(厚紙)オスロ国立美術館
(ノルウェー・オスロ)国宝級(非売品)
1994年に盗難・奪還世界で最も有名な「教科書の叫び」。色彩の鮮やかさと絵の具の厚みが際立ち、左上に謎の鉛筆落書きが存在する。1893年版
パステル(厚紙)ムンク美術館
(ノルウェー・オスロ)美術館所蔵(非売品)
初期の習作的位置づけ油彩版の習作とみられる作品。輪郭線が柔らかく、色彩のトーンがやや落ち着いているのが特徴。1895年版
パステル(厚紙)個人蔵
(レオン・ブラック氏)約1億1992万ドル
(2012年当時約96億円)4枚の中で唯一の個人所蔵。ニューヨークのサザビーズで当時の美術品史上最高額を記録。背景の友人の1人が街を見下ろす独自構図。1910年版
テンペラ・油彩(厚紙)ムンク美術館
(ノルウェー・オスロ)美術館所蔵(非売品)
2004年に白昼強奪・奪還人物の目が瞳孔のない不気味な青黒い窪みとして描かれており、不気味さが際立つ。強盗事件時の湿気ダメージが一部残る。
オークションに登場した1895年版のパステル画は、ノルウェーの実業家ペッター・オルセン氏の遺品整理に伴い競売にかけられました。競り合いの末、米国の投資家レオン・ブラック氏が手数料込み1億1992万2500ドルで落札。当時の為替レートで約96億円、近年のレート換算では180億円前後に相当する天文学的な数字となり、世界中のメディアでトップニュースとして報じられました。