記述統計とは?推測統計との違いから代表値・標準偏差の活用法まで徹底解説

記述統計とは?推測統計との違いから代表値・標準偏差の活用法まで徹底解説について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

集団の全体的な水準を示す指標を「代表値」と呼びます。最も馴染み深いのは平均値ですが、ビジネスの現場では平均値・中央値・最頻値の違いを正しく認識し、記述統計における代表値の使い分けを徹底しなければ重大な判断ミスを招きます。

各指標の定義と特徴は次の通りです。

① 平均値(Mean):全データの総和をデータ数で割った値。全体を均等にならした数値ですが、極端な外れ値(超高額所得者や異常に高い売上など)に大きく引っ張られる弱点があります。
② 中央値(Median):データを昇順に並べた際、ちょうど真ん中に位置する値。外れ値の影響を受けにくく、所得水準や不動産価格など、一部の突出した数値が存在するデータの実態把握に適しています。
③ 最頻値(Mode):データの中で最も頻出する値。靴のサイズ展開や衣料品の売れ筋サイズなど、最も需要が集中しているピンポイントの数値を特定する際に威力を発揮します。

「平均年収」という言葉が一般の実感とズレて感じられるのは、少数の超富裕層が平均値を吊り上げているためです。実勢値を把握したい場合は、中央値や最頻値を併せて確認する習慣が不可欠です。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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