L-2Bフライトジャケット完全解説|Ma-1との違いと2026年着こなし術

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1950年代半ばに米空軍に採用されたL-2Bは、1970年代後半に難燃素材ノーメックスを採用したCWU-36/Pが登場するまで、四半世紀にわたり改良が続けられました。古着市場で実物ヴィンテージを探す際、スペックナンバー(MIL-J-7448)に付与されたアルファベットによってL-2Bヴィンテージ年代判別を行うのがコレクターの定石です。

初期型にあたる「MIL-J-7448A〜C型」(1950年代中期〜後半)は、表地がセージグリーン、裏地にはシャンパンゴールドやシルバーグレーの上質なウールレーヨンサテンが採用されていました。胸元には革製またはナイロン製のオキシジェンタブが鎮座し、ジッパーにはコンマー社やクラウン社製のスプリングカムロック式が多用されています。

中期型の「MIL-J-7448D〜F型」(1960年代)に入ると、万が一の脱出時に救難機から発見されやすくするため、裏地が鮮烈なレスキューオレンジ(国際救難色)へと変更されます。さらにオキシジェンタブが省略されるなど、実戦運用に即した合理化が進められました。

そして後期型・最終型となる「MIL-J-7448G〜J型」(1960年代末〜1970年代)では、長年象徴だった肩のエポレットがついに廃止され、ポケットフラップの形状変更や裏地素材のオールナイロン化など、より簡素化されたモダンな佇まいへと進化を遂げました。年代ごとに異なる表情を持つ点こそ、ヴィンテージファンを惹きつけてやまない魅力です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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