酸素マスクとカニューラの違いは?命を守る正しい使い方と飛行機の謎
酸素マスクとカニューラの違いは?命を守る正しい使い方と飛行機の謎の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
酸素マスクを装着された患者から「かえって息が苦しい」「息が詰まる」と訴えられるケースは珍しくありません。この違和感には、明確な身体的・心理的理由が存在します。
第一の理由は、鼻と口が密閉されることによる閉塞感と呼気の熱気・湿気です。顔周りに異物が固定されるストレスは、呼吸困難を自覚している患者の不安を煽ります。第二に、医療用酸素はボンベや配管から供給される過程で完全に乾燥しているため、気道粘膜が乾いて喉の渇きや痛みを引き起こす点です。
さらに危険なのは、「流量設定の不足」による息苦しさです。前述の通り、簡易マスクで流量が足りていない場合、呼気の二酸化炭素がマスク内に充満し、実際に酸素不足と呼吸抵抗の増大を招きます。マスクを正しく使うためには、鼻筋のアルミ製ノーズピースを顔の骨格に隙間なくフィットさせ、ゴムバンドの圧迫を適切に調整した上で、処方された適正流量が確実に流れているかを確認することが不可欠です。