信号の赤点滅はなぜ激減?「一時停止」違反が招く事故の真相を徹底解説
信号の赤点滅はなぜ激減?「一時停止」違反が招く事故の真相を徹底解説についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
インターネット掲示板や知恵袋、質問サイトなどを閲覧すると、運転免許保持者とは思えない信じがたい誤認や「マイルール」が語られている場面が散見されます。それらの噂の真偽を法的根拠に基づいて検証します。
【噂の真相1】「赤色点滅は、歩行者や車がいなければ徐行して進んで良い?」
これは完全な虚偽であり、極めて危険な誤解です。道路交通法第43条および同法施行令第2条には、「車両等は、停止位置において一時停止しなければならない」と明記されています。一時停止とは「車輪が完全に静止した状態」を指し、時速1kmでも動いていれば法的には「不停止」とみなされます。「安全が確認できたから徐行で進んだ」という抗弁は、交通機動隊や警察官の現場取り締まりにおいて1ミリも通用しません。
【噂の真相2】「夜間の点滅信号は深夜割引と同じで、取り締まりは行われない?」
警察署周辺や白バイ・パトカーの巡回ルートにおいて、夜間の赤点滅交差点はむしろ主要な重点監視ポイントに指定されています。夜間は交通量が減ることでドライバーの気が緩み、一時停止を怠る車両が急増するためです。見通しの良い物陰に警察官が待機し、停止線手前でタイヤが止まったかどうかをビデオカメラや目視で厳しく確認しているのが現実です。
【噂の真相3】「歩行者信号が赤点滅しているとき、車は進んでいい?」
歩行者用信号機の青点滅は「横断を始めてはならない、または速やかに横断を終えるか引き返す」という意味ですが、赤点滅はそもそも日本国内の一般的な歩行者用信号には採用されていません(海外の一部のカウントダウン式等を除く)。ネット上で「歩行者用信号の赤点滅」と話題に上るケースの大半は、車両用の一灯点滅器を歩行者用と勘違いしているか、押しボタン式信号の待機点滅との混同です。歩行者信号が青点滅を開始したからといって、車両側の信号が即座に青になるわけではないため、見切り発進は重大な歩行者事故を引き起こします。