スノボウェアの下は何を着る?ヒートテックNg理由と最強レイヤリング

スノボウェアの下は何を着る?ヒートテックNg理由と最強レイヤリングの基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。

冬の定番防寒着として絶大な支持を集めるユニクロの「ヒートテック」ですが、スノーボードなどの激しいウインタースポーツにおいては推奨されていません。その理由は、生地に使われているレーヨンという化学繊維の特性にあります。

一般的な日常用ヒートテックは、体から蒸発する微量な水蒸気をレーヨンが吸収して発熱する「吸湿発熱」の仕組みを採用しています。日常生活程度の汗であれば温かさを維持できますが、スポーツ時の大量の汗には対応できません。レーヨンは水分を含むと繊維が膨潤し、保水したまま乾きにくくなる弱点を持っています。

その結果、運動中に発生した汗を逃がせず生地が飽和状態となり、運動を止めた途端に冷たい水滴となって皮膚から体温を奪い去る「汗冷え」が発生します。最悪の場合、低体温症に近い悪寒を感じてレストハウスから出られなくなるケースもあるため、雪山でのファーストレイヤー(肌着)には吸汗速乾性に特化したポリエステルやメリノウールを選ぶのが鉄則です。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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