赤魚とは実は別の魚だった?本名・危険性・金目鯛との違いを完全解説

赤魚とは実は別の魚だった?本名・危険性・金目鯛との違いを完全解説に関する気になる情報を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

鮮魚売り場に並ぶパックのラベルを見ると、「赤魚(切身)」の横に小さく原産国や魚種名が記載されていることに気づきます。日本の水産庁が定める魚介類の名称ガイドラインにおいて、「赤魚」として販売が認められている魚の正体は、主にカサゴ目フサカサゴ科(メバル科)メバル属に属する深海性の白身魚です。

かつて昭和の高度経済成長期以前、日本の食卓で「赤魚」といえば、近海で漁獲されていた高級魚「アコウダイ(赤奈)」を指していました。しかし、沿岸漁場の乱獲や需要拡大に伴って漁獲量が激減したため、日本の遠洋漁業船団が北太平洋や大西洋から代替魚として持ち帰ったのが、現在の赤魚流通の始まりです。

現在、国内に流通している赤魚の本名(標準和名)は、主に以下の2種に大別されます。

  • アラスカメヌケ(Sebastes alutus):主にベーリング海やアラスカ湾など北太平洋の深海に生息する魚。英語圏では「パシフィック・オーシャン・パーチ(Pacific ocean perch)」と呼ばれ、身質が締まっており煮付けや焼き魚に適しています。
  • タイセイヨウアカウオ(Sebastes marinus / Sebastes mentella):アイスランド、ノルウェー、グリーンランド沖などの北大西洋に生息する種。現地では「レッドフィッシュ」として親しまれ、アラスカメヌケに比べて身がふっくらと柔らかく、脂の乗りが良い特徴を持っています。

食品表示基準の厳格化に伴い、現在は「赤魚(アラスカメヌケ)」「赤魚(タイセイヨウアカウオ)」のように、標準和名または通称を併記する売り場が一般的になっています。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest