江戸城無血開城の真相|勝海舟と西郷隆盛が江戸100万人を救った理由
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国内の交渉と並行して、背後で巨大な抑止力として働いたのが外国勢力の動向でした。とりわけ英国公使ハリー・パークスの強い警告は、新政府軍の首脳陣を震撼させました。
パークスは横浜の外国人居留地や貿易の安全を最優先に考えており、徳川慶喜がすでに恭順の意を示しているにもかかわらず無差別な総攻撃を行うことは「国際法および人道上容認できない」と強く抗議しました。もし江戸で大規模な破壊や略奪が起きれば、新政府を正統な政権として認めない可能性すら示唆したのです。
新政府にとって、列強諸国からの外交的承認と協力は国家樹立に不可欠でした。パークスの毅然とした態度は、西郷や木戸孝允ら新政府の指導層に武力行使を思いとどまらせる大きな要因となりました。