Cobライトとは?従来のLedと何が違うのか・爆光の理由を徹底解剖
Cobライトとは?従来のLedと何が違うのか・爆光の理由を徹底解剖について見逃せない 理由を厳選して解説いたします。
COBライトがプロの整備士や製造現場から絶賛される最大の機能的メリットは、明るさそのもの以上に「多重影(マルチシャドウ)の根本的解消」にあります。SMD素子を十数個並べたワークライトで手元のネジ締めや配線作業を行うと、素子の数だけ手の影が何重にもズレて重なり合い、作業者の脳と視覚に激しい疲労をもたらす現象が長年の課題でした。
単一の均一面から光を放射するCOBであれば、生じる影は太陽光や蛍光灯と同様の自然な輪郭を描く「単一の影」となります。境界線が滑らかにボケるため、ガレージ作業や精密組み立て作業において手元の視認性が劇的かつ快適に改善されます。また、キャンプシーンにおいてもランタンの直下で食器や調理器具に複雑な幾何学的影が落ちないため、自然な空間演出が可能になるという恩恵をもたらしました。
しかし、万能に見えるCOBライトにも物理特性に起因する重大なデメリットが存在します。第一に、「集積化による局所的な超高発熱」です。極小の面積に高密度実装しているため、点灯と同時に中心部の温度が急速に上昇します。適切な放熱対策が施されていない安価な製品では、熱暴走によって素子の劣化が加速する構造的弱点を持っています。
第二に、「光の到達距離(遠方照射)の弱さ」です。光がワイドに拡散する性質上、100メートル先をピンポイントで照らすような捜索・防犯用途には適していません。第三に、発光面の一部チップが焼き切れた場合、SMDのように個別チップ単位での打ち替え修理が効かず、基板モジュールごとの全交換が必要になるという保守上のコスト面も留意すべきポイントです。