ゴアテックスのシワ伸ばし決定版!熱処理で撥水復活する裏ワザ

ゴアテックスのシワ伸ばし決定版!熱処理で撥水復活する裏ワザの主要なニュースをコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

「ゴアテックスにアイロンをかけても大丈夫なのか」という疑問に対する公式の回答は、明確に「推奨」です。生地表面には「DWR(耐久撥水加工)」と呼ばれる極めて微細な撥水基が施されており、新品時には規則正しく垂直に立ち並ぶことで水滴を弾き返しています。しかし、着用時の摩擦や繰り返しの屈曲、皮脂汚れによってこの微細構造が倒れ込むと、表面が濡れ広がる「濡れ現象」が発生します。

ここに80℃〜120℃程度の制御された熱を加えると、熱可塑性を持つ撥水分子が再配列され、倒れていた撥水基が再びピンと立ち上がります。つまり、シワを伸ばすために行う熱処理プロセスそのものが、失われかけた初期撥水力を呼び起こす物理的なリフレッシュ作業となるわけです。

ただし、ここで最も注意すべきは「スチーム(蒸気)は厳禁」という鉄則です。高温の水蒸気は生地の隙間をすり抜け、裏地にある縫製部分の防水目止め材「シームシーリングテープ」のポリウレタン系接着剤を加水分解させ、剥離を引き起こす主因となります。シワ伸ばしを行う際は、必ずスチーム機能を切り、ドライモードで使用しなければなりません。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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