我修院達也の現在と失踪事件の真相|カルシファー声優の激動半生

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我修院達也の半生を語る上で避けて通れないのが、旧芸名である「若人あきら」時代、1991年3月3日に発生した前代未聞の失踪事件です。当時、お茶の間の人気タレントとして多忙を極めていた彼が、趣味の釣りを楽しむため千葉県安房郡和田町(現在の南房総市)の海岸に出かけたまま、突如として消息を絶ちました。

現場の防波堤には釣り竿やクーラーボックス、私物が残されたままになっており、警察は海中転落事故と事件の両面から捜査を開始。海上保安庁の巡視船やヘリコプター、ダイバー、地元消防団を含め延べ数百人体制での大規模捜索が展開され、連日ワイドショーのトップニュースとして大々的に報じられました。最悪の事態も危惧されるなか、失踪から3日後の3月6日夕方、現場から約100キロメートルも離れた静岡県熱海市内の路上で無事保護されたのです。

しかし、保護された当時の本人はやつれ果て、警察や救急隊に対して「ここはどこですか?」「私は誰ですか?」と問いかける重度の記憶喪失状態に陥っていました。その後の緊急記者会見でも、自身が人気タレントの若人あきらであることすら認識できず、焦点の定まらない虚ろな表情で取材陣の問いかけに戸惑う姿は、日本中に強烈なショックを与えました。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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