200系クラウンロイヤルが中古市場で売れ続ける本当の理由と維持費の真実

200系クラウンロイヤルが中古市場で売れ続ける本当の理由と維持費の真実の重要ポイントをご紹介します。役立つ情報がチェックできます。

どれほど名車であっても、デビューから14〜18年が経過した現在、経年によるウィークポイントへの理解は不可欠です。現場の整備士が口を揃える定番トラブルは、主に以下の3点に集約されます。

第1に、180系から続く持病として語られるダッシュボード割れです。直射日光の紫外線や熱によって表面素材が加水分解を起こし、助手席エアバッグ周辺やメーターフード付近にヒビが入る、あるいはネバつきが発生する現象です。200系では素材配合が見直されたものの、青空駐車が長かった個体では依然として発症リスクが存在します。リペアやマットによる対策、あるいはガレージ保管歴のある個体選びが重要になります。

第2に、電装系の要であるオルタネーターの異音と寿命です。走行距離が10万〜12万キロを超えた車両で「エンジンルームからウィーンという高周波の唸り音がする」という症例が多数報告されています。これは内部ベアリングの摩耗やダイオードの劣化によるもので、放置すると突然の発電停止からバッテリー上がりを引き起こします。リビルト品を活用すれば工賃込み4万円〜7万円程度で予防交換が可能です。

第3に、AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション)装着車におけるショックアブソーバーのオイル漏れです。特にロイヤルサルーンGなどの上級グレードでは、しなやかな乗り味を司るショックからのオイル滲みが見落とされがちです。下回りの目視点検で油分が付着していないかの確認が必須となります。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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