革ソファーの手入れ間違ってない?ひび割れ・カビを防ぐプロ直伝ケア
革ソファーの手入れ間違ってない?ひび割れ・カビを防ぐプロ直伝ケアについて重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
家具修理工房やインテリア相談窓口には、日常のトラブルに関する切実な相談が寄せられています。特に多いトラブルが「カビの発生」と「座面のひび割れ」です。
革ソファーのカビ取り対策:初期発見が命運を分ける
梅雨時や湿度の高い夏場、窓際や壁際に密着させて置かれたソファーの裏側・隙間には、白カビや黒カビが発生しやすくなります。もしカビを発見した場合、絶対に水拭きして広げてはいけません。革製品専用の除菌防カビスプレー、または薬局で購入できる消毒用エタノールを70〜80%に希釈したものを布に少量染み込ませ、カビの発生箇所を外側から内側に向けて優しく拭き取ります。その後、風通しの良い日陰で完全に乾かし、仕上げに専用レザークリームで失われた油分を補給します。
本革ソファーひび割れ補修:DIYの限界とプロ依頼の境界線
乾燥によってできてしまった本革ソファーのひび割れ補修は、症状の深さによって対処法が分かれます。
- 軽度の擦れ・浅い亀裂:市販のカラー補修クリーム(サフィール「レノベイティングカラー補修クリーム」やコロニルなど)を使用し、同系色の顔料を薄く重ね塗りすることで目立たなくすることが可能です。
- 深い割れ・革の破れ:革の内部組織まで断裂している場合、DIY補修材では座ったときの圧力に耐えられず、数週間で再び裂けてしまいます。この段階に達した場合は、家具修理専門業者による「革の再塗装(リペア)」や「部分張り替え」を依頼するのが賢明です。費用は座面1箇所の補修で約25,000円〜50,000円が相場となります。