子宮筋腫の手術費用はいくら?術式別の相場と自己負担を激減させる全手順

子宮筋腫の手術費用はいくら?術式別の相場と自己負担を激減させる全手順とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

子宮筋腫の治療で行われる主な術式には、お腹を小さく切開してカメラを挿入する「腹腔鏡手術」、下腹部を大きく切開する「開腹手術」、繊細な縫合が可能な「ロボット支援下手術」、そしてカテーテルで筋腫への血流を遮断する「子宮動脈塞栓術(UAE)」があります。多くの人が最も気にする子宮筋腫手術費用 保険適用の有無ですが、現在日本国内の標準治療として行われている切除・核出術のほとんどは公的保険の対象です。

術式によって医療費の総額(10割相当の保険診療報酬)は大きく変動します。例えば、高度な技術と滅菌機器を多用する腹腔鏡下子宮筋腫核出術の費用や最新鋭のロボット支援手術(ダヴィンチ)保険適用手術の場合、保険点数上の総医療費は80万〜120万円規模に達します。一方、術後再発の懸念を根本から断つ子宮全摘出手術の費用相場も、開腹か腹腔鏡かによって総額に約20万〜30万円の差が生じます。

項目・術式詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価腹腔鏡下子宮筋腫核出術 / 全摘術総医療費(10割):約80万〜100万円
3割負担額:約24万〜30万円入院期間:5〜7日間
保険適用:適用傷跡が小さく社会復帰が早い現代の標準。高額療養費制度の利用で実質負担は約8万〜9万円+実費。開腹子宮筋腫核出術 / 全摘術総医療費(10割):約60万〜80万円
3割負担額:約18万〜24万円入院期間:7〜10日間
保険適用:適用巨大筋腫や癒着が強いケースで選択。手術費自体は抑えめだが、入院日数が伸びるため室料・食費が嵩む傾向。ロボット支援手術(ダヴィンチ)総医療費(10割):約100万〜130万円
3割負担額:約30万〜39万円入院期間:4〜6日間
保険適用:指定施設で適用緻密な筋層縫合が可能で出血量が少ない。施設基準を満たす大学病院・大病院での実施に限られる点に注意。子宮動脈塞栓術(UAE)総医療費(10割):約40万〜60万円
負担額:12万〜18万円(自由診療の場合30万〜50万円)入院期間:2〜4日間
保険適用:施設・症例により限定的子宮動脈塞栓術(UAE)の費用は切開を伴わない低侵襲が利点。ただし将来の妊娠希望者には原則非推奨。

表に示した3割負担額を見ると「やはり20万〜40万円の現金が必要なのか」と身構えてしまうかもしれません。しかし、後述する公的セーフティネットを適切に組み合わせることで、最終的な現金支出は劇的に抑制できます。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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