犬も歩けば棒に当たるは幸運か災難か?真逆の意味と由来をプロが徹底解説
犬も歩けば棒に当たるは幸運か災難か?真逆の意味と由来をプロが徹底解説についての真相をお届けします。
ネット上の掲示板やSNSでは、「犬も歩けば棒に当たるを良い意味で使うのは完全な誤用であり、無教養だ」という極端な言説が散見されます。しかし、国語審議会や現代の主要国語辞書の多くは、すでに「幸運に遭う」という意味も正当な語義として認めています。言葉は時代とともに変化するものであり、現代においてはどちらの使い方であっても間違いとは言い切れません。
また、グローバルなコミュニケーションにおいて「犬も歩けば棒に当たる」のニュアンスを英語で伝えたい場合、どちらの意味を意図しているかによって選択するイディオムが完全に分かれます。
幸運の意味を英語で表現する場合
- A flying crow always catches something.(飛んでいるカラスは必ず何かを捕まえる)
じっとしていなければ何かしらの利益を得られるという、行動を促す英語のことわざです。 - Even a blind pig finds an acorn now and then.(盲目の豚でも、たまにはドングリを見つける)
下手であっても数をこなせば思わぬ成功を掴めるという、やや自虐を交えた幸運の表現です。
災難の意味を英語で表現する場合
- Curiosity killed the cat.(好奇心は猫を殺す)
余計な興味や出歩きが命取りになるという意味で、江戸のかるたが伝えたかった本来の戒めに極めて近い英語表現です。 - A wandering dog gets hit with a stick.(歩き回る犬は棒で打たれる)
直訳に近い形で、余計な行動がトラブルを引き起こす戒めとして通じます。