高齢者の便秘は危険サイン?治らない原因と即効解消法・受診目安を解説

高齢者の便秘は危険サイン?治らない原因と即効解消法・受診目安を解説について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

高齢者の便秘において最も警戒すべきは、単なる便詰まりではなく急性疾患が隠れているケースです。「たかが便秘」と自己判断して対処を遅らせると、命の危機に直結することがあります。

特に注意すべき危険なサインとして、以下の症状が現れた場合は速やかな医療機関への相談や救急要請が必要です。

  • 激しい腹痛や周期的な激痛:差し込むような強い痛みが続く、あるいは間欠的に激痛が襲ってくる場合。
  • 吐き気・嘔吐:便が完全に詰まり、腸の内容物が逆流して嘔吐を伴う状態。
  • お腹の異常な張り(腹部膨満感):お腹が太鼓のようにパンパンに張り、ガス(おなら)も全く出ない。
  • 血便や便の急激な細小化:便に血液が混ざる、あるいは鉛筆のように極端に細い便しか出ない(大腸がん等の狭窄リスク)。
  • 発熱を伴う腹痛:腸壁の虚血や炎症、穿孔(腸に穴が開くこと)の疑い。

腸管が完全に塞がってしまう腸閉塞(イレウス)を発症すると、腸管が壊死したり穿孔を起こして腹膜炎を併発し、敗血症に至る恐れがあります。普段と違う苦しみ方をしている場合や嘔吐を伴う場合は、決して下剤を飲ませて様子を見ようとせず、速やかに消化器内科や胃腸科、あるいはかかりつけ医を受診してください。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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