カビの部屋で寝るとどうなる?咳や喉の痛みの真相と即効撃退法
カビの部屋で寝るとどうなる?咳や喉の痛みの真相と即効撃退法について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
Q1:加湿器をつけて寝ていたら朝起きて喉が痛みます。乾燥予防のはずがなぜですか?
A1:加湿器の内部タンクやフィルターでカビやレジオネラ属菌が繁殖し、水蒸気とともに真菌の胞子を部屋中に噴霧している危険性があります。また、加湿のしすぎで室内の湿度が70%を超え、寝具や壁に結露が生じてカビが急増した結果、アレルギー反応として喉に炎症を起こしている可能性が高いといえます。直ちに加湿器の分解洗浄と寝室の湿度確認を行ってください。
Q2:マットレスに生えた黒カビに塩素系漂白剤(カビキラー等)を使っても大丈夫ですか?
A2:推奨できません。塩素系漂白剤は強力な脱色作用と刺激臭を持ち、マットレスの側生地やウレタンフォームを著しく劣化させます。また、完全に薬剤を洗い流すことが極めて難しいため、就寝中に残留成分を吸い込んで化学熱傷や皮膚炎を引き起こす恐れがあります。マットレスには消毒用エタノールを使用するか、専門のマットレスクリーニング業者へ依頼してください。
Q3:カビの胞子を吸い込んだか調べるための医療検査はありますか?
A3:呼吸器内科やアレルギー科で受診可能です。血液検査によって「特異的IgE抗体検査」を行い、アスペルギルス、クラドスポリウム、アルテルナリアなどの真菌に対するアレルギー反応の有無を特定できます。また、胸部レントゲンやCT検査、呼吸機能検査を併用することで、過敏性肺炎などの器質的疾患が生じていないかを正確に診断できます。