元中日エース今中慎二の現在と引退の真相|伝説のスローカーブ秘話
元中日エース今中慎二の現在と引退の真相|伝説のスローカーブ秘話の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
インターネット上の掲示板やSNSでは、スローカーブのインパクトが強すぎるあまり、今中慎二を「変化球で打たせて取る技巧派・軟投派左腕」と誤解している若い世代が散見されます。しかし、これは明確な事実誤認です。
今中慎二の本質は、ストレートで空振りを奪える超本格派の剛腕サウスポーでした。高卒ルーキー時代からすでに140km/h中盤のスピードを誇り、全盛期の直球はホップ成分が極めて強く、打者が「分かっていてもバットが空を切る」と恐れたほどの球威を持っていました。落差の大きいスローカーブが絶対的な決め球として機能したのは、打者の頭の中に常に148〜149km/hの伸びのある直球への恐怖感があったからです。
また、「カーブの投げすぎで肩を壊したのではないか」という俗説も存在しますが、これも正確ではありません。スポーツ医学的な見地および本人の証言によれば、肩への直接的な負荷となったのは、登板過多による慢性的な疲労蓄積と、直球を全力で腕を振って投げ続けたことによる関節包へのストレスでした。スローカーブ自体は腕を脱力して抜く球種であったため、むしろ肩への負担は直球やフォークボールよりも少なかったと本人が明言しています。