コーキングとシーリングの違いとは?現場の真相とJis規格を徹底解説

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名称の違いに頭を悩ませるよりも遥かに重要なのが、現場で使用されるコーキング剤種類と特徴を正確に把握することです。充填材は配合される主原料によって「シリコン」「変成シリコン」「ウレタン」などに大別され、それぞれ耐候性・密着性・塗料密着性が根本から異なります。

外壁目地において圧倒的なシェアを誇るのが変成シリコンシーリング材です。通常のシリコンと異なり、硬化後に表面への塗装が可能なため、窯業系サイディングの目地やサッシ周囲の標準仕様として採用され続けています。一方、塗料との密着性が極めて高いウレタン系は、モルタル外壁のひび割れ補修や後から塗装を重ねる打ち替えで真価を発揮します。ウレタンコーキング耐用年数は通常7〜10年程度ですが、近年は分子構造を強化したオートンイクシード高耐久シーリングのように、可塑剤を排除して20年以上の期待耐候性を誇る次世代ウレタン材も普及しています。

材料種別詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価シリコン系耐熱・耐水性抜群/耐用年数10〜15年/塗料付着不可1本(330ml)300〜600円水回り専用。シリコンオイルが染み出し塗料を弾くため外壁使用は厳禁。変成シリコン系上塗り塗装可能/耐用年数8〜12年/サイディング対応1本(330ml)700〜1,200円外壁リフォームの標準解。非汚染タイプ(ノンブリード)の指定が必須。ウレタン系密着力・弾性高/耐用年数7〜10年/紫外線に脆弱1本(330ml)600〜1,000円モルタル補修に最適。直射日光で劣化するため必ず上塗り塗装で保護する。高耐久ウレタン(オートン等)耐用年数20〜30年/ノンブリード/優れた柔軟性保持1本(320ml)1,500〜2,200円無機・フッ素塗料と耐用年数が同期。足場費用の長期削減に最も有効。
山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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