野球選手はなぜリストバンドをつける?片手だけの理由と最新規定

野球選手はなぜリストバンドをつける?片手だけの理由と最新規定に関する質問を丁寧にまとめました。最新データをご確認ください。

ファンの間で長年疑問視されてきたのが、「なぜ両手ではなく、リストバンド片手だけ理由が存在するのか」という点です。両手につけたほうが吸汗効果は高いはずですが、多くの選手は右手か左手のどちらか一方のみに装着しています。これには打撃メカニズムと守備時の繊細な感覚が深く関係しています。

打撃において、右打者であれば左手はバットをリードする「引き手(ボトムハンド)」、右手はボールを強く弾き返す「押し手(トップハンド)」として機能します。多くの強打者は、インパクトの瞬間に最も強烈な衝撃を受ける引き手側の手首を保護・固定するためにリストバンドを装着します。一方で、押し手側はバットコントロールの柔軟性を保つため、あえて何もつけずに手首の自由度を最大化させるアプローチを取ることが珍しくありません。

守備面での制約も大きな理由です。グラブをはめる手(捕球手)の手首はグラブ自体のバンドで固定されるため、リストバンドを着けると圧迫感が増してフィット感が損なわれる場合があります。そのため、「グラブと干渉しない送球手(利き手)だけに装着して汗止めとする」選手と、「グラブ内部が汗で蒸れるのを防ぐためにグラブ側の手首だけに装着する」選手に二極化します。トップ選手の手首の装具は、個人の骨格や感覚と対話した末に導き出された必然のセッティングなのです。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest