メジロの鳴き声の意味とは?チーチーの理由やウグイスとの違いを解説
メジロの鳴き声の意味とは?チーチーの理由やウグイスとの違いを解説の背景について、専門知識を詳しくお届けします。
住宅街や生垣の周辺で耳にするメジロの鳴き声の多くは、高音の「チー、チー」という地鳴きです。この短い鳴き声には、メジロの群れ行動と密接に結びついた理由があります。
秋から冬にかけてのメジロは、数羽から数十羽の群れを形成して行動します。木々の茂みの中では視界が遮られやすいため、「チーチー」と鳴き交わすことでお互いの現在地を確認し合い、群れからはぐれるのを防いでいるのです。野鳥観察の現場では、これを「コンタクトコール(仲間を呼ぶ声)」と呼びます。
また、警戒時や縄張りに侵入者が現れた際には、鳴き声が一変します。普段の澄んだ声とは異なり、「ギョロロ」「ジュッ、ジュッ」といった濁った威嚇音を発して相手を威圧します。小型の鳥でありながら、エサ場である花の蜜や果実をめぐってヒヨドリなどの大きな鳥や同種に対しても果敢に威嚇音を響かせる姿が観察されます。