在職中の履歴書「現在に至る」だけは落選?2026年の書き方と真相
在職中の履歴書「現在に至る」だけは落選?2026年の書き方と真相についての疑問解決ガイドをご紹介します。
多くの転職マニュアルで推奨されてきた「株式会社〇〇 入社」「現在に至る」「以上」という伝統的な書き方。これがなぜ、現代の書類選考でマイナス評価に繋がるのか。大手総合電機メーカーの人事統括責任者は、取材に対して次のように現場の本音を明かしました。
「現在の選考では、ATS(採用管理システム)による自動スクリーニングと並行して、最短稼働時期の精査を最優先で行っています。『現在に至る』の記載しかない場合、本気で転職する気があるのか、退職交渉が長引いて3ヶ月以上引きずられるのではないかという強い警戒感が先に立ちます。特に即戦力枠の募集では、入社可能日が読めない候補者を通過させる余裕はありません」
中途採用市場における充足スピードが重視されるなか、採用担当者が「現在に至る」だけの表記から読み取ってしまうリスクは主に以下の3点に集約されます。
第一に「退職意思の具体性」の欠如です。単に在職中であることを示すだけでは、他社の内定が出ても現職に引き留められて辞退するのではないかという疑念を持たれます。第二に「業務引き継ぎへの見通し」の甘さです。自身の担当業務や後任への引き継ぎ期間を考慮したスケジュール感覚がない人物とみなされ、ビジネスパーソンとしての計画性を疑われる結果となります。第三に「連絡・面接日程の調整難易度」です。現職の拘束時間がどれほどなのかが判断できず、面接を設定しづらい候補者として敬遠される傾向が顕著になっています。