生理中の体重増加はなぜ起きる?太ったと焦る前に知るべき真相と戻る時期

生理中の体重増加はなぜ起きる?太ったと焦る前に知るべき真相と戻る時期についての真相をお届けします。

では、一時的に蓄積された水分は一体いつ排出され、元の数値へと戻っていくのでしょうか。鍵を握るのは、もう一つの主要な女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)の働きです。

生理が始まるとプロゲステロンの分泌は急降下し、子宮内膜が剥がれ落ちるとともに体内の保水圧力が解除されます。個人差はありますが、生理開始3〜4日目を境に利尿作用が高まり、尿や汗として余分な水分が排出され始めます。そして、経血が止まる生理終了前後から生理後約1週間にかけてが、蓄積されていた水分が抜けきり、体重が完全に落ちるタイミングとなります。

この生理終了後から排卵前にかけての約7〜10日間こそが、ダイエッターの間で広く知られる「生理の痩せ期」です。この時期はエストロゲンの分泌がピークを迎え、以下のような身体的メリットがもたらされます。

・脂質代謝が活発になり、体脂肪が燃焼しやすくなる
・自律神経が安定し、幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌がスムーズになる
・むくみが取れて血流が改善し、運動によるエネルギー消費効率が最大化する

生理中の体重増加は、この「痩せ期」へ向かうための助走期間に過ぎません。満ち潮があれば必ず引き潮があるように、身体が水分を手放すサイクルを静かに待つ姿勢が求められます。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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