伸びすぎた松の剪定で枯らすな!木を小さく仕立て直す切り戻しの極意
伸びすぎた松の剪定で枯らすな!木を小さく仕立て直す切り戻しの極意にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。
何年も放置されて樹高が高くなりすぎた松に対しては、まず木の頂上部分を止める松の剪定の芯止めと、外側に張り出した枝を内部へと縮める段階的な切り戻しを組み合わせて行います。樹勢を損なわずに伸びすぎた松を小さくするためのアプローチは、以下の3ステップが基本原則となります。
第1ステップ:主幹の「芯止め」による樹高制限
これ以上木を高くしたくない場合、主幹の最上部(芯)を適切な分岐点のすぐ上で切断します。この際、必ず切断部のすぐ下に元気な横枝(代わりとなる枝)を残すことが絶対条件です。切断面には癒合剤を隙間なく塗布し、雨水の侵入による腐朽と過度な松脂の流出を防ぎます。
第2ステップ:懐(ふところ)への日照確保と「ふところ芽」の育成
外側の枝をいきなり短く切り詰めることはできないため、まずは混み合った不要枝(重なり枝・立ち枝・枯れ枝)を間引き、秋から冬にかけて古い葉をむしり取ります。樹冠の内部(ふところ)まで直射日光と風を行き届かせることで、幹に近い枝元から小さな新芽(ふところ芽)が発生するのを促します。
第3ステップ:ふところ芽の成長を待ってからの「切り戻し」
内部から新しい芽がしっかり育ち、十分な葉の量を確保できた段階で、初めて外側の長く伸びすぎた古枝をその新芽の直上で切り落とします。この工程を2〜3年かけて毎年繰り返すことで、樹勢を落とすことなく樹冠全体をコンパクトな美しいサイズへと縮小させていきます。