ドレミは何語?意外な発祥の歴史と音階表記の秘密を徹底解説
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グイードが考案した当時の音階には、現代の「ド」と「シ」が存在せず、「ウト・レ・ミ・ファ・ソル・ラ」の6音でした。では、なぜ現在の形に変化したのでしょうか。
まず、第1音の「Ut(ウト)」は母音が詰まった発音であるため、発声練習で歌いにくいという難点がありました。そこで17世紀前半、イタリアの音楽理論家ジョヴァンニ・バッティスタ・ドーニ(Giovanni Battista Doni)が、主を意味するラテン語「Dominus(ドミヌス)」、あるいは自身の名字(Doni)の頭文字を取って、開放的で歌いやすい「Do(ド)」へと変更を提唱したとされています(フランスなど一部の地域では現在もUtが使われるケースがあります)。
また、音楽の発展に伴って7番目の音の必要性が生じ、16世紀末から17世紀にかけて、聖ヨハネ賛歌の最後の祈りである「Sancte Iohannes(聖ヨハネ)」の頭文字を組み合わせた「Si(シ)」が追加されました。こうして現在世界中で愛用されている7音階「ドレミファソラシ」の体系が完成したのです。