ジョジョ家系図を1部から9部まで完全解説!血統の秘密と新世界の因縁
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第1部から第6部までの旧世界は、19世紀末の英国貴族社会から2011年のアメリカ・フロリダ刑務所に至るまで、120年以上にわたるジョースター一族と宿敵DIO(ディオ・ブランドー)の因縁の歴史です。この血統劇を複雑かつ魅力的にしているのが、「直系血統の継承」と「予期せぬ血の分岐」です。
ジョナサン・ジョースターがエリナ遺した唯一の種は、息子のジョージ・ジョースター2世へと受け継がれました。ジョージ2世は軍のパイロットとして若くして戦死しますが、第1部で生き残った赤ん坊(エリザベス、後のリサリサ)と結ばれており、その間に生まれたのが第2部主人公のジョセフ・ジョースターです。
ジョセフはスージーQと結婚し、娘のホリィをもうけました。ホリィが日本人ミュージシャンの空条貞夫と結婚して誕生したのが、第3部主人公の空条承太郎です。承太郎は後にアメリカ人女性と結婚し、第6部主人公となる空条徐倫が誕生します。この「ジョナサン ➔ ジョージ2世 ➔ ジョセフ ➔ ホリィ ➔ 承太郎 ➔ 徐倫」というラインが、ジョースター家の王道的な正統血統です。
しかし、この一本道に大きな波紋を広げたのが、ジョセフの不倫によって発覚した「隠し子事件」と「空条家の崩壊」でした。
1983年、当時62歳だったジョセフ・ジョースターは、日本滞在中に大学生だった東方朋子と過ちを犯し、1984年に東方仗助が誕生しました。この事実が明るみに出たのは第4部(1999年)、ジョセフが78歳の高齢に達し、遺産分配の調査を行った際でした。当時28歳の承太郎が、16歳の「年下の叔父」である仗助に会うために杜王町を訪れたことから、第4部の物語が動き出します。不動産王として莫大な資産を築いたジョセフの老いとスキャンダルは、高潔な一族の人間臭いリアリズムを象徴しています。
一方、空条承太郎の家族構成は、スタンド使いとしての過酷な宿命に引き裂かれた歴史そのものです。承太郎は妻と徐倫の安全を守るため、あえて自身の素性や危険な戦いを隠し、家庭から意図的に距離を置きました。しかしその結果、徐倫からは「父親に捨てられた」という強い拒絶と不信感を抱かれ、家庭環境の悪化から徐倫は非行に走り、第6部の冤罪投獄へと繋がっていきます。極限の愛ゆえの家庭崩壊という悲劇は、ジョースター家の血統が背負う影の側面を如実に物語っています。