なぜ実がつかない?ミニトマトのベランダ栽培で大量収穫するプロの秘訣
なぜ実がつかない?ミニトマトのベランダ栽培で大量収穫するプロの秘訣の重要なポイントについて、専門知識を詳しくお届けします。
ミニトマトの根は、地中深くまで直根を伸ばし、周囲に細根を張り巡らせる極めて旺盛な吸肥・吸水メカニズムを持っています。したがって、ミニトマトのプランター選びと深さは、収穫の成否を分ける最初の分岐点となります。
浅型のプランターや小型の6号鉢(直径18cm程度)では、盛夏を迎える7月以降に根詰まりを起こし、下葉から黄化してスタミナ切れを起こします。1株あたり「深さ25〜30cm以上、土の容量15L以上(8号〜10号鉢相当)」を確保することが絶対条件です。
土壌環境においては、プランター栽培の土作りと肥料の配合が収穫クオリティを直撃します。古い土の再利用は連作障害(青枯病や萎凋病)や土壌酸度(pH)の狂いを招くため、市販の「野菜用培養土(pH6.0〜6.5に調整済み)」をベースにするのが確実です。自作ブレンドを行う場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土3:バーミキュライト1の割合に、緩効性化成肥料を規定量の70%程度に抑えて混入し、カルシウム(苦土石灰や有機石灰)を10Lあたり10g程度補給しておく設計が推奨されます。