蕎麦に七味をつゆへ入れるのはNg?通が麺にかける理由と老舗の流儀

蕎麦に七味をつゆへ入れるのはNg?通が麺にかける理由と老舗の流儀の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

蕎麦の味を決定づける七味だが、日本には江戸時代から続く「日本三大七味」と呼ばれる老舗が存在する。それぞれ調合のコンセプトが全く異なり、合わせる蕎麦の地域性とも深く結びついている。

■ やげん堀 中島商店(東京・浅草)
1625年創業、江戸・両国薬研堀発祥の七味。最大の特徴は2種類の唐辛子(生の唐辛子と焼唐辛子)を使用している点だ。香ばしい焼きの風味とピリッとした辛味が際立ち、醤油の効いた濃い目の江戸前蕎麦つゆと完璧な調和を見せる。

■ 八幡屋礒五郎(長野・善光寺)
1736年創業、信州善光寺の門前で親しまれる名店。辛味を放つ唐辛子に加え、生姜や紫蘇が効いたキレのある爽やかな風味が特徴だ。信州の力強い田舎蕎麦や十割蕎麦の風味を邪魔せず、見事に引き立てる設計になっている。

■ 七味家本舗(京都・清水寺)
1655年創業、京都・清水寺参道に構える老舗。辛さ控えめで、山椒、白胡麻、青海苔の香りを前面に押し出した雅な調合が魅力だ。昆布と薄口醤油をベースにした関西風の澄んだ出汁や、にしん蕎麦などに合わせると極上の芳香を放つ。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest