ホッチキスを止める位置の正解は?左上斜め45度の理由とNgマナー徹底解説
ホッチキスを止める位置の正解は?左上斜め45度の理由とNgマナー徹底解説に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
横書き書類を留める際、多くのマニュアルで推奨されるのが「端から約2.0〜2.5cmの位置に、斜め45度(/の向き)で留める」という仕様です。なぜ水平(ー)でも垂直(|)でもなく、斜め45度でなければならないのでしょうか。そこには確固たる物理的・力学的理由があります。
最大の理由は、書類のめくりやすさと「紙の破れ防止」です。1枚目の紙をめくって裏面や次ページを見ようとするとき、留め具には斜め方向への引っ張り力(せん断応力)が加わります。もし針を水平(ー)に留めていると、めくった紙の折り目が針の直線と平行にならず、針の端に強い応力が集中して「ピリッ」と角から紙が裂けてしまいます。逆に垂直(|)に打つと、紙をめくった際の抵抗が最大化し、ページが扇状にきれいに開きません。
針を左上斜め45度の理由に沿って打つと、めくった紙の折り返し線と針のラインがほぼ直交し、力が針全体に均等に分散されます。これにより、何十回めくっても角が破れず、めくったページが自然に裏側に収まるのです。
また、ステープラーの針の向きにも厳格なルールがあります。平らな表面(2つの穴を繋ぐ1本の線が見える側)が書類の「表面(オモテ)」、針の先端が折り曲げられて交差している側が「裏面(ウラ)」です。裏面は指先が引っかかりやすく、怪我の原因になるため、必ず相手が見る書類の表側から針を押し込むのが鉄則です。