モルワイデ図法はなぜ楕円形?面積の真実とメルカトルとの違いを徹底解剖
モルワイデ図法はなぜ楕円形?面積の真実とメルカトルとの違いを徹底解剖について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をお届けします。
Q1:モルワイデ図法とメルカトル図法の一番簡単な見分け方は何ですか?
A1:外枠の形状を見るのが最も確実です。全体が「楕円形」に収まっていればモルワイデ図法、「四角形(長方形)」で北極・南極付近が横に大きく広がっていればメルカトル図法です。また、グリーンランドが南米大陸よりも明らかに小さく描かれていればモルワイデ図法だと判断できます。
Q2:モルワイデ図法で日本を中心に置くとどうなりますか?
A2:日本を中心に据えると、日本列島や東アジア、太平洋の形状は比較的歪みが少なく綺麗に描かれます。しかし、地図の東西の端に押しやられるヨーロッパ、アフリカ、大西洋などが大きく斜めに引っ張られて歪みます。逆に本初子午線(ロンドン)を中心に置くと、日本は極東の端で斜めに歪んで描かれます。
Q3:なぜ中学や高校の地理の試験でモルワイデ図法がよく出るのですか?
A3:面積が正確に表現される「正積図法」の代表格であり、統計資料や農作物・鉱産資源の分布図のベースとして教科書に多用されるためです。試験では、サンソン図法との形状の違い(楕円弧 vs 正弦曲線)や、メルカトル図法との歪みの性質の違い(面積が正しい vs 角度が正しい)を問う問題が頻出します。
Q4:モルワイデ図法で極点(北極点・南極点)はどのように表現されますか?
A4:モルワイデ図法において、北極点および南極点は「点」として描かれます。メルカトル図法では極点が無限遠に発散して描くことができず、サンソン図法では極が鋭角に尖った点になりますが、モルワイデ図法では楕円の頂点および底点として滑らかに収束します。