福岡で流行する『謎の風邪』の正体とは?薬が効かない現場の全貌
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事態を重く見た行政側も動きを本格化させている。福岡県が立ち上げた福岡県感染症対策プロジェクトでは、地域ごとのサーベイランス体制を強化し、患者の検体収集とゲノム解析を加速させている。厚生労働省との連携のもと、病原体の特定と流行パターンのモデル化が進められている最中だ。
専門家チームによる2026年の流行予測は極めて慎重だ。寒暖差の激しい気候変動や、国際空港・港湾を抱える都市構造も手伝い、春先にかけて感染の波がさらに拡大する危険性が指摘されている。過去数年間の感染対策に伴う「免疫の空白期間」が影響し、集団免疫が低下している層で広範囲な二次感染が起きやすい環境が整ってしまっていることも、長期化の要因として挙げられている。