なぜ青い?美瑛「白ひげの滝」奇跡の真相と混雑回避の絶景攻略術【完全版】
なぜ青い?美瑛「白ひげの滝」奇跡の真相と混雑回避の絶景攻略術【完全版】の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
白ひげの滝に関して、旅行者の間でまことしやかに語られるいくつかの俗説や誤解があります。現場取材を通じて判明した事実関係を整理します。
最も多い誤解が、「青い水はミネラルウォーターのようにそのまま飲めるのか」という疑問です。結論から言えば、美瑛川の青い水は飲用には適しません。水質調査データによれば、十勝岳の火山活動に由来するアルミニウム、鉄分、硫酸イオン、酸性成分が溶け込んでおり、酸性度(pH)が比較的高いためです。決して有毒な劇薬ではありませんが、胃腸への刺激が強く、飲用基準を満たすものではありません。
また、「美瑛町白金温泉の湯船も青いのか?」という思い込みも散見されます。白金温泉の源泉は、ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉などであり、湯口から注がれる湯は無色透明からやや黄褐色・緑褐色を帯びた濁り湯です。滝の鮮烈なコバルトブルーは、あくまで地下水と河川水が衝突・希釈された際に生まれる光のイリュージョンであり、温泉旅館の内湯が同じ青色に染まっているわけではない点を知っておくと、現地でのギャップに戸惑わずに済みます。