5月に植える花で失敗しない!初夏から秋まで咲く最強品種と梅雨前対策
5月に植える花で失敗しない!初夏から秋まで咲く最強品種と梅雨前対策にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
園芸市場において5月は、春の一年草から夏秋用草花への完全なバトンタッチ期間に位置付けられます。園芸流通関係者の証言によると、5月上旬に販売される苗のうち、約30%が「購入後1か月以内に弱らせてしまう」という消費者の相談に繋がっている実態があります。その最大の要因は、店頭の開花見本に惑わされ、直後に訪れる梅雨の長雨耐性を考慮していない点にあります。
初夏から11月の霜が降りる頃まで夏まで咲き続ける花を維持するためには、以下の3つのハードルをクリアする品種を選ぶ必要があります。
第一に「高温多湿耐性」です。日本の夏は気温が高いだけでなく湿度が極端に高いため、根域の酸素不足と灰色かび病の発生リスクが跳ね上がります。第二に「セルフクリーニング(自然落花性)能力」です。咲き終わった花ガラが自然に落ちる、あるいは雨で溶けにくい性質を持つ品種でなければ、梅雨時の腐敗から病気が一気に広がります。そして第三に「夜間の高温耐性」です。熱帯夜でも花芽分化を止めないスタミナを持つ品種かどうかが、真夏の花途切れを防ぐ決定打となります。