アワビの本当に美味しい食べ方とは?プロ直伝の下処理と極上レシピ解説

アワビの本当に美味しい食べ方とは?プロ直伝の下処理と極上レシピ解説の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

下処理を終えたアワビは、切り方や火の入れ方次第でまったく異なる表情を見せてくれます。鮮度抜群の活アワビだからこそ試したい王道メニューを厳選して紹介します。

アワビの身はコラーゲン繊維が緻密に張り巡らされているため、生で食べるか加熱するかによって切り方やアプローチを変えるのが美味しく仕上げる鉄則です。

1. アワビの刺身の切り方(波切り・薄切り)
コリコリとした力強い歯ごたえを堪能したい場合は、薄切りにするのが基本です。包丁を斜めに寝かせて引き切りにする「そぎ切り」のほか、包丁の刃先を波打たせるように細かく動かして切る「波切り(波刃切り)」を施すと、断面の表面積が増えて醤油がよく絡み、噛むたびに磯の甘みが広がります。硬さが気になる部位には、あらかじめ格子状の隠し包丁を入れておくと口当たりが格段に向上します。

2. アワビステーキの焼き方&アワビのバター醤油焼き
鉄板焼きの醍醐味であるステーキは、身の表裏に格子状の浅い切り込みを入れておくことで熱の通りを均一にします。フライパンにオリーブオイルまたはサラダ油を熱し、強火で身の両面をそれぞれ40秒〜1分程度サッとソテーします。仕上げに無塩バター15gと醤油小さじ1を鍋肌から回し入れ、香ばしさをまとわせたら即座に火を止めます。余熱でじんわりと火を通すミディアムレア状態に仕上げることで、驚くほどジューシーで弾力のある食感に仕上がります。

3. 芳醇な香りを閉じ込めるアワビの酒蒸しレシピ
身の柔らかさを最優先にするなら、伝統的な酒蒸しが最適です。深めの耐熱皿に昆布を敷き、その上に下処理したアワビ(殻付きのままでも可)を乗せ、日本酒(純米酒が理想)を大さじ3〜4杯回しかけます。蒸し器にセットし、弱火〜中弱火を保ちながら40分〜1時間じっくりと蒸し上げます。時間をかけて蒸すことで強固なコラーゲン組織がゼラチン化し、包丁がスッと通るほどの極上な柔らかさへと昇華します。

4. 旨味を凝縮させるアワビの煮付けの作り方
出汁200ml、醤油大さじ2、みりん大さじ2、酒大さじ2、砂糖大さじ1を鍋に合わせてひと煮立ちさせ、アワビの身を入れます。落とし蓋をして弱火でコトコトと煮含めます。煮上がった後、鍋のまま自然に冷ますことで、冷めていく過程で煮汁の旨味が中心部まで浸透します。

5. 濃厚なコクを味わうアワビの肝の食べ方
新鮮な肝(ウロ)は捨てずに必ず調理しましょう。刺身用には、沸騰した湯で10秒ほど湯通しして冷水に取った肝を裏ごしし、醤油とみりんを少量合わせた「肝醤油」が絶品です。加熱用としては、フライパンでバターと一緒に弱火でペースト状に炒め、白ワインとレモン汁で整えた「肝バターソース」に仕立てると、ソテーしたアワビステーキの味わいを何倍にも引き立てる芳醇なソースが完成します。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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