アウトサイドシュートの極意|Gkの逆を突く回転と威力両立の蹴り方
アウトサイドシュートの極意|Gkの逆を突く回転と威力両立の蹴り方の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。
ゴールキーパー(GK)がシュートストップを行う際、最も頼りにしている視覚情報は「キッカーの骨盤の向き」と「軸足のつま先が向いている方向」です。通常のインサイドキックやインカーブのシュートでは、キッカーの体幹が開くため、GKはインパクトの0.2秒前にはコースを予測して重心を移動させます。
しかし、アウトサイドキックの蹴り方では、骨盤が正面あるいはファーサイドを向いた状態のまま、ボールだけが急激にニアサイド、あるいは外側へと逃げていきます。GKの脳内では「インサイドでクロスかファーへ流し込むフォーム」として情報処理されているため、逆方向へ曲がり落ちるアウトスピンのカーブ弾道に対して反応が一歩遅れ、逆を突かれる現象が発生します。
さらに、強い回転をかけようとしてボールを「擦る」だけでは、球速が落ちてGKに追いつかれてしまいます。サッカーのシュート回転における物理的原理は、ボールの中心からわずかに外側を「押し出すようにインパクトする」ことにあります。足甲の外側にある硬い骨(第5中足骨周辺)でボールの芯を一瞬捉えつつ、フォロースルーで外側へ振り抜くことで、時速100kmを超える初速と毎秒30回転以上の強烈なジャイロ・サイドスピンが両立します。