マレーシアの巨大スタジアム崩壊事故!手抜き工事と設計ミスの真相
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事故の舞台となったのは、マレーシア東海岸のトレンガヌ州クアラ・トレンガヌに建設された「スルタン・ミザン・ザイナル・アビディン・スタジアム」です。2008年に開催されたマレーシア国内競技大会(SUKMA)のメイン会場として華々しくオープンした同スタジアムは、最大5万人を収容できる最新鋭の威容を誇っていました。
しかし、開業からわずか1年後の2009年6月2日午前9時30分頃、東側スタンドを覆っていた超大型の鉄骨屋根が前触れもなく崩落。約300メートルにわたる屋根構造の約60パーセントが、スタンド席や下層階の通路、さらには駐車場へ向けて雪崩を打つように崩れ落ちました。
当時スタジアム内ではイベントが開催されておらず、早朝の時間帯だったこともあり、幸いにも観客や一般市民の死傷者は出ませんでした。しかし、下敷きとなった乗用車やバイクがプレス機で潰されたように大破するなど、現場はまるで爆撃を受けたかのような凄惨な光景が広がりました。もし試合中や満員のイベント時に崩壊していれば、数千人規模の死者が出る大惨事になっていたことは間違いありません。