顔色が悪く土色になるのはなぜ?肝臓・腎臓からのSosと改善策

顔色が悪く土色になるのはなぜ?肝臓・腎臓からのSosと改善策とはどのようなものなのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

ネット上には「顔色が土色になったら柑橘類を食べろ」「美白パックで肌の土色は解消できる」といった根拠のない民間療法や誤った言説が氾濫しています。情報収集を行う上で、絶対に混同してはならないのが黄疸症状と土色肌の見分け方です。

黄疸の初期症状において、皮膚よりも先に変色が現れる部位があります。それが眼球の「白目(眼球結膜)」です。胆汁色素であるビリルビンは、コラーゲンやエラスチンといった弾性線維に強く結合する性質を持っています。そのため、毛細血管の少ない白目部分は、皮膚組織よりもはるかに敏感にビリルビンの沈着を反映します。自然光の下で上まぶたを軽く持ち上げ、白目の端がわずかでもレモン色や薄い黄色に濁っていないか確認してください。白目が黄色い場合、それは単なる土色肌ではなく、明らかな「黄疸」であり、胆道閉塞や急性肝炎、溶血性貧血などの超危険領域を示唆しています。

これに対し、白目は白く保たれているにもかかわらず顔全体が土色である場合、前述した腎機能障害による老廃物蓄積、重篤な鉄欠乏、あるいは極度の抹消血行障害が第一候補となります。ネット上の「とりあえずビタミンCを塗れば治る」という言説に惑わされ、外側からのアプローチに終始することは、進行性の内臓病変に対する治療介入の遅れを招くだけです。内因性の着色と外因性の角質肥厚は、発生機序が根本から異なることを肝に銘じる必要があります。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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