岩井俊二『Undo』解剖!愛と強迫性障害が交錯する極限の純愛
岩井俊二『Undo』解剖!愛と強迫性障害が交錯する極限の純愛の全貌を詳しく解説してご紹介します。
『undo』で確立された岩井独特のスタイルは、その後の日本映画界に絶大な影響を与えた。翌年に公開され爆発的なヒットを記録した『Love Letter』や、無国籍な架空都市を描いた大作『スワロウテイル』へと続く一連の作品群の原点が、まさに本作にある。
静けさと狂気、光と影のコントラストといった要素は、岩井俊二という映画作家のアイデンティティそのものとなった。短編・中編というスケールだからこそ可能だった純度の高い映像実験が、のちの大ヒット長編映画の礎となったことは疑いようがない。