髪色を青系に染める前の決定版!色落ちで緑になる真相とオーダー術
髪色を青系に染める前の決定版!色落ちで緑になる真相とオーダー術の最新情報を解説します。最新トレンドが詰まっています。
青系カラーに挑戦した多くの人が直面するのが、「染めてから1週間ほどで、毛先が濁った緑色やオリーブ色に変色してしまった」というトラブルです。この色落ち過程と緑になる理由は、絵の具の混色と同じ毛髪科学の原理で説明がつきます。
ブリーチを施した髪は、赤みが抜けるにつれてオレンジから黄色へとアンダートーンが変化します。しかし、一般的な1回のブリーチでは髪内部に必ず「黄色素(フェオメラニン)」が残存します。ここに青の染料(シアン)が注入されると、髪の内部では「下地の黄色+染料の青=緑」という混色関係が成立します。染めた直後は青の染料が濃密に詰まっているため純粋な青に見えますが、青の染料分子は粒子が小さく親水性が高いため、シャンプーのたびに急速に流出していきます。その結果、残った黄色素と薄まった青が混ざり合い、嫌な緑みが前面に現れてしまうのです。
この色落ち後の真相と対策としてプロのカラーリストが実践しているのが、青の薬剤に対して「補色となるバイオレット(紫)」を5〜10%ブレンドする調合技術です。黄色を打ち消す紫をあらかじめ仕込んでおくことで、青が抜けていく過程で緑化を防ぎ、ミルキーなシルバーアッシュやプラチナグレーへと美しくフェードアウトさせることが可能になります。