漁夫の利の現代語訳と原文・書き下し文!意味と教訓を完全解説

漁夫の利の現代語訳と原文・書き下し文!意味と教訓を完全解説を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

まずは「漁夫の利」のあらすじを、情景が目に浮かぶ現代語訳で紹介します。物語の主役となる登場人物(生物)は、川辺に現れた鳥の鷸(シギ)と、川辺で殻を開いていた貝の蚌(ハマグリ)、そして偶然通りかかった漁夫(漁師)の3者です。

ある晴れた日、ハマグリが川辺の砂浜に上がり、気持ちよさそうに殻を開いて日光浴をしていました。そこへ一羽のシギが飛んできて、柔らかくて美味しそうなハマグリの肉をついばもうと嘴(くちばし)を突き立てます。驚いたハマグリは瞬時に殻を固く閉じ、シギの嘴をガッチリと挟み込みました。

身動きが取れなくなったシギは怒って脅します。「今日も雨が降らず、明日も雨が降らなければ、干からびて死んだハマグリが一丁上がりだぞ!」。しかし、挟まれたハマグリも負けてはいません。「今日も嘴を放さず、明日も嘴を放さなければ、飢え死にしたシギが一丁上がりだ!」。

両者は一歩も引かず、互いにいがみ合ったまま意地を張り続けました。そこへ、たまたま獲物を探していた漁師が通りかかります。争いに夢中で警戒心を失っていたシギとハマグリを見つけた漁師は、苦労することなく「両方をいっぺんに捕まえて(併せ擒にす)」大満足で持ち帰ったのでした。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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