下腿三頭筋の全貌|腓腹筋ヒラメ筋の違いと痛みの原因・鍛え方を徹底解剖

下腿三頭筋の全貌|腓腹筋ヒラメ筋の違いと痛みの原因・鍛え方を徹底解剖の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。

下腿後面の表層から中間層にかけて位置する下腿三頭筋は、大腿骨から起こる腓腹筋(内側頭・外側頭)と、脛骨・腓骨から起こるヒラメ筋の合計3つの筋腹から構成されています。これら3つの頭は下方で合流し、人体で最も強靭な腱であるアキレス腱(踵骨腱)となって踵骨隆起に停止します。

運動機能としての主な下腿三頭筋の作用・役割は、足関節の底屈(つま先を下に向ける動き)です。さらに二関節筋である腓腹筋は、膝関節の屈曲(膝を曲げる動き)の補助としても強く作用します。これらすべての筋線維を支配しているのが、坐骨神経から分岐する支配神経である脛骨神経(L4〜S2)です。神経伝達が阻害されると底屈筋力が著しく低下し、歩行時の蹴り出し(プッシュオフ)が困難になります。

また、生理学的な観点において見逃せないのが「筋ポンプ作用」です。ふくらはぎの深部静脈には逆流を防ぐ静脈弁が密に存在し、下腿三頭筋がリズミカルに収縮と弛緩を繰り返すことで、重力に逆らって下肢の血液を心臓へと押し戻します。これが「ふくらはぎは第二の心臓」と称され、第二の心臓としてのむくみ解消メカニズムの中核を担う理由です。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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