千と千尋の英語名はなぜSpirited Away?タイトルの理由や名言を徹底解説
千と千尋の英語名はなぜSpirited Away?タイトルの理由や名言を徹底解説の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
日本の劇場公開時、原題は『千と千尋の神隠し』でした。海外配給を担当した米ウォルト・ディズニー・スタジオおよびピクサーのジョン・ラセター監督を中心とする制作チームは、海外展開において「Sen and Chihiro's Spiriting Away」ではなく、極めてシンプルで詩的な『Spirited Away』という英題を採用しました。
英語の動詞句「spirit away」には、「神霊や魔物などが人を人知れずどこかへさらっていく・神隠しにする」という意味があります。受動態の過去分詞形である「Spirited Away」とすることで、「日常から不思議な異界へと連れ去られた状態」を端的に表現しました。直訳で「Chihiro's Hidden by Gods」などと訳してしまうと、欧米の観客には宗教的な儀式や犯罪の誘拐事件と混同されるリスクがあったため、ファンタジーとしての情緒を残す最適な語彙が選ばれたのです。